お米を捨てるのに罪悪感がある人は多い?理由や対処法を徹底解説

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日本人であれば、米を捨てる罪悪感って結構あります。主食として美味しくいただいている方であれば特に、捨てるときの罪悪感も増大するでしょう。

わたしたち日本人にとって、生きていくのに欠かせないお米。
もっとも大切な食料のひとつです。
けれども悲しいことに、そのお米を捨てなくてはならないことがあります。
なぜ、お米を捨てるのに罪悪感を感じるのでしょうか。この記事では、お米を捨てなくてはいけないケースも紹介します。

お米を捨てることに罪悪感を感じる人は多い?

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米を捨てることに罪悪感を感じている人は、意外に多いです。

 

 

 

 

このように、お米を捨てるのに罪悪感を感じる方は、確実にいらっしゃいます。「お米は百姓さんが一生懸命作ったものだから、残さず食べなさい」そう言う風に言われ育った方も多いですね。

お米を捨てる必要があるケース

お米を捨ててしまうのはどんなときなのか、お話します。
わたしが調べたところ、お米を捨てる必要があるケースは、大きく分けて3つあることがわかりました。

①「米虫」がついてしまった場合

米虫がわくと、お米が劣化し食べられなくなります。

お米に付く虫は、ゾウムシの一種である「コクゾウムシ」と、チョウ目の昆虫の一種である「ノシメマダラメイガ」の幼虫の2種類です。

これらの虫を取り除くには、お米を水に浸けて放置し、虫が死んで浮かんできたら水を流すことを繰り返す必要があります。虫が浮いてこなくなったら、お米を炊いて食べることは可能です。けれどもこの方法では、大量のお米に虫が付いてしまった場合大変な手間がかかりますし、なにより心理的に、虫を取り除いても食べられないひとも多いでしょう。結果、お米を捨ててしまうのが最善、ということになります。

②お米にカビが発生してしまった場合

お米にカビが発生してしまうと、「捨てるしかない」と罪悪感を感じる方も多いですね。中には、炒めるなどの調理で対処しようと考える方もおられるかもしれません。

たしかにカビ自体は、熱調理で死滅する種類もあります。しかし、カビの産んだ毒素は、熱では消えないため、結局お米を捨てる、という選択になることが多いです。身体を壊さないためには、カビの生えたお米は食べるべきではありません。

③「人から大量に頂いたお米を食べ切ることができない」場合

人から大量に頂いた場合、お米の処理法に迷う方は多いです。いっぱいあってもすぐに食べられないので、保存方法に失敗すると捨てるしかなくなります。本来使えるはずのお米を捨てることになるので、このケースが一番罪悪感が多いでしょう。

特に親類が米農家をしていると、季節ごとに新米が大量に送られてきて、知人に分けても余ってしまい、結局食べきれずに捨てざるをえない…と悩んでいる方が、結構おられるようです。

米を捨てることに罪悪感を感じるのはなぜ?


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お米を捨てることに対して、日本人が強い罪悪感を感じてしまうのはなぜなのでしょうか。
その背景には、日本人の古来からの考え方が影響しています。

例えばおじいさんやおばあさんから、「お米を捨てるとバチがあたる」と聞いたことはありませんか?この「バチ」とは、「罰」のことです。眼が潰れて眼が見えなくなる…など、身体的な害が生じることを指します。一般的に「バチ」がよく使われているようです。

日本人には、「すべてのものに命が宿っている」と考える文化があります。つまり動物にも植物にも命が宿っていて、わたしたち人間はその命をいただいて生きているという考え方です。日本の食生活に欠かせないお米に対しては、特にその思いが強く、神様が宿っていると考えられています。お米を捨てることが、神様を捨てることになり、罰を受けるという考えかたに繋がっているのですね。

また、農家の人たちに感謝の念を持つことの大切さも、子どものころから教わります。「お米を捨てるのは、苦労してお米を作ってくれた方に申し訳ない」という気持ちが優先されるのです。

さらに戦争による飢餓の経験や知識から、お米を捨てることに罪悪感を感じる人も少なくありません。朝日新聞デジタルの統計によると、食べ物を捨てることに対して、9割以上の人が「罪悪感を感じる」と答えているそうです。

これをみると、お米を捨てることに罪悪感を感じている人は、本当に多くいらっしゃいますね。

米を捨てることなく有効活用する方法

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前述のように、お米を捨てることに罪悪感を感じる方は多いです。よって罪悪感を軽減するには、できるだけお米を有効活用する必要があります。

ただ、はじめにお話したようなやむを得ない事情により、お米を処分しなければならないことはあります。では、罪悪感を少しでも軽くするにはどのようにすればよいのでしょうか。

お米を「寄付」する

まずは、お米を捨てることなく、「寄付する」という方法があります。

例えば食べられる状態のお米は、白鳥などの鳥の餌として寄付できる場所があるようです。食べられない状態になってしまったお米でも、バルーンの重しや、肥料にするために引き取ってくれるところがあります。一度調べておくと安心かもしれませんね。

お米を生活に役立てる

また、食べられないお米を捨てることなく、自分で有効活用するという方法もあります。
具体的には、お米の研ぎ汁を使って家の掃除をしたり、家庭で育てている花や植物の水やりにするなどです。食器に付着した油汚れを落とすのにも、研ぎ汁は効果を発揮するそうですよ。

障子やふすまを張り替える場合は、お米を糊にして使用する方法も昔から使われています。お米自体を、家庭菜園などの肥料に利用するのもおすすめです。

わたしが新鮮に感じた方法は、お米でホットアイマスクを作って使う、というものでした!やり方も簡単で、筒状の袋にお米を入れて、レンジで30秒から50秒ほどチンするだけです。

実はわたし、あずきの入ったアイマスクを使っていたことがあります…。あずきをお米に変えただけなのですが、適度な重みが心地良かったです。

お米はわたしたちにとって、とても大切なので、なるべくなら捨てることなくおいしくいただきたいものです。どうしても捨てる必要があるときは、有効活用してみてください。

まとめ:お米を捨てるのに罪悪感がある人は多い?理由や対処法を徹底解説

お米を捨てるのに罪悪感がある人は意外に多いです。
それは、日本人の考え方の根底に、「食べることは命をいただいている」という考え方があるためです。また、飢餓の経験・知識から、食べものを大事にする気持ちが強いということもあります。

「お米に虫がついたとき」「カビが生えたとき」「ひとから貰いすぎて食べきれないとき」などは、どうしても捨てる必要もあるでしょう。しかし寄付や有効活用により、お米を捨てる罪悪感を減らすことができます。

米を捨てるのではなく、研ぎ汁で掃除をしたり、お米を肥料や糊にしたり、アイマスクにしたりして、有効活用しましょう。


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