放置した古い氷って腐るの?消費期限や賞味期限、保存期間を徹底解説

氷 腐る暮らし生活

冷凍庫の氷を見て衛生面で不安に思った事はありませんか?
冬場は氷を使う頻度も少なく、いつの間にか貯氷ケースに溜まっていますよね。

いつ作ったか覚えてないものを口にするのは、とても危険なはずです。

私は必要以上に氷を作らないようにして、こまめに全部使い切るようにしてました。
しかし、使いたい時に氷が1つも無くて困ることがあり、なによりそこまで徹底して管理するのは面倒くさいものです。

もっと上手な氷の管理方法について調べてみたら、
「氷が腐ることはないけど、製氷機のお手入れを疎かにすると不衛生な氷ができてしまう。」という事がわかりました。

ここでは、氷が腐らない理由と、製氷機の簡単お手入れ方法をご紹介していきます。

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長期保存された氷が腐らない理由!

冷凍食品の裏面をよく見ると-18℃以下で保存するように書かれています。
驚くことに、日本だけでなく世界的な基準で-18℃以下で保存するように決められているんです。
どうして-18℃以下なんでしょうか?

実は多くの菌は-15℃以下になると増殖活動を停止させます。
低温に強い生物でも-18℃以下の温度には耐えられないので、世界基準として-18℃~-20℃と定められているんです。

そもそも、食べ物が腐るとは一体どういうメカニズムなんでしょうか?

食べ物に付着した菌が増殖して、人間にとって害のある成分に分解された状態を「腐る」と言います。

逆に言うと、菌が増えない限り食べ物が腐ることはないと言えるわけです。
だから菌の増殖活動が停止する-18℃以下で保存する事が、腐らせないために有効なんですね!

ただし、冷凍庫を開け閉めしていると一時的に-18℃を上回ってしまうこともありますし、
寒さに強い個体がゆっくりと増殖している場合もあります。

あくまでも、冷凍する=物が腐るスピードを緩やかにする。
と考えてください。
とは言っても、冷凍食品の消費期限は4ヶ月~1年に設定される事が多く、それよりも菌の少ない水で作った氷なら1年以上は安心して食べられます。

日本の水道水で作った氷は腐らない

幸いなことに日本の水道水には塩素が含まれています。
この塩素が水の中の菌を死滅させて、安全基準をクリアしているんです。

水道水に含まれる菌の数は、冷蔵庫の中の野菜やお肉よりもずっと少ないので、
-18℃以下の環境で凍らせれば「腐らない」と言っても過言でないほど腐りにくくなるというわけです。

更に言うと、氷を作るときに水道水に含まれた塩素が非常に役立っているんです。

ちなみに殺菌消毒されている水といえば、ミネラルウォーターもあります。ミネラルウォーターと水道水、どちらが製氷するのに適していると思いますか?

冷蔵庫のメーカーさんは水道水を使って製氷するのを推奨しています!

冷蔵庫のメーカーさんは、ミネラルウォーターうより水道水での製氷を推奨しています。理由をみていきましょう。

水道水なら給水タンクや製氷機を殺菌できる

水道水は塩素が含まれているため、製氷の過程で給水タンクや製氷機を殺菌できます。塩素が含まれていないミネラルウォーターと違い、給水タンクや製氷機の菌の繁殖リスクが大幅に低くなるのです。
ミネラルウォーターで安全な氷を作るには、3日毎に給水タンクと製氷機を掃除する必要があります。

ミネラルウォーターは製氷機と相性が悪い!

ミネラルウォーターだと、含有するミネラル成分によって、製氷機を故障させてしまう恐れがあります。特に硬度100mg/Lを超えるミネラルウォーターは、ミネラル成分が特に多く、機器の故障リスクも跳ね上がるそうです。その証拠に、ほぼすべてのメーカーさんが使用を禁止しています。

ちなみに硬度100mg/L以下のミネラルウォーターは、氷にしても問題ありません。しかし、お手入れの手間が増えることを考えると、水道水で氷を作るのが無難です。

水道水を使う場合でも、最低でも週に1回はしっかりとお手入れする必要があります。

氷を作らない時期は特にしっかりとお手入れして下さい!

夏場は意識してお手入れする人も多いと思いますが、氷を使わない季節のお手入れはどうしても忘れがちです。

しかし、製氷機に菌が繁殖しやすいのは、夏以外の季節と言われています。夏はたくさん氷を作ることから、塩素による殺菌が頻繁に行わるからです。

夏以外の季節は塩素による殺菌の頻度が落ちるため、菌が繁殖しやすくなっています。
お手入れをおろそかにすると、菌が繁殖するだけでなくカビの原因にもなるので注意してください。
冷凍庫の嫌な匂いの原因は、目に見えないカビなんです。

1番重要なのは冷蔵庫の中の「水の通り道」!

給水タンクは手で直接洗えるので衛生管理がしやすいのですが、給水タンクを冷蔵庫にセットしたあとの「水の通り道」を清潔に保つのは難しいですよね。

そこで、口に入れても害にならないクエン酸を使ったお手入れ方法をご紹介します!必要なモノは以下の通りです。

・クエン酸(大さじ1)
・食紅(付属スプーン半分)
・水道水(300ml)

まずは上記で紹介したものをすべて給水タンクに入れて、粒がなくなるまでしっかりと溶かしましょう。粒が残っていると製氷機を故障させてしまう恐れがあります。

次に攪拌したものを冷蔵庫にセットします。するとピンク色の氷ができる過程で、塩素+クエン酸による殺菌・防カビ・水垢のぬめり取りが行われるのです。ピンク色の水が氷になったら、今度は冷蔵庫の管の中に残ったクエン酸を流していきます。

最後に、水道水で普段通りに普通の氷を作りましょう。給水タンク3~5杯分の氷を作ったらお手入れ完了です。

ご紹介した方法以外にも、製氷機専用の洗浄液がスーパーやホームセンターで売られています。
お好みで使い分けてみてください。

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貯氷ケースのお手入れも忘れずに!

こちらは冷凍庫を開け閉めする時に入ってしまう、ホコリやゴミのお掃除方法です。
と言っても難しいことをする必要はなく、氷が無くなったタイミングで食器洗剤をスポンジに含ませて軽く洗うだけで汚れがとれます。

掃除の頻度は1年に1度で十分です。

冷凍庫は開けっ放しにすることがないので、そんなにゴミが貯まりません。

まとめ:日本の水道水で作った氷なら、腐ることはほぼない

冷凍庫の中は菌が増殖しにくいので氷が腐ることはありませんが、腐った氷ができる可能性は十分あります。氷が腐る原因は以下の通りです。

・凍らせた水が腐っていた。
・氷ができる過程で給水タンクや製氷機、貯氷ケースの菌が大量に付着した。

製氷の際は、この2点に注意しましょう。日本の水道水で作った氷なら、そんなすぐに腐る心配場ありません。

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