地震が起きたらどこに逃げる!?安全なマンション・家の基準は?

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地震が起きたらどこに逃げるのが一番安全??

日本は災害大国と言われるぐらい、地震の多い国です。小規模な地震なら、毎日どこかの地域でちょくちょく発生しています。でも地震が少ない地域だと、地震が起きた時にどこに逃げればよいのか意識していないことも多いのではないでしょうか。

私も比較的地震の少ない地域に住んでいるので、地震に対する防災意識はそんなに高くありません。

しかし地震は、日本全国どこでも起きる可能性のある災害です。昨今の気候変動のように、今まで地震が少ない地域であっても、今後大きな地震が起きる可能性だってゼロではありません。

そのような国に住んでる以上、普段から地震が起きた時の逃げ場所ぐらいは確保しておきたいところですよね。

そこで今回の記事は、地震が発生したときの安全な避難場所を、被災時の状況別に紹介します。

地震に強い建物の基準や絶対に逃げてはいけない場所などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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2000年以降に建てられた住宅は家の中が安全

2000年以降に建てられた住宅は、耐震構造・強度ともに問題ないため、地震の揺れにも十分耐えられます。2000年以降に建てられたものであれば、木造住宅であっても家の中にいた方が安全です。

ただし建物自体は安全でも、家の中が地震に耐えられる構造になっているかは分かりません。地震対策をしていなければ、家具や食器類の下敷きになり怪我をする可能性だってあります。

地震対策をする時は、「地震が起きたら家の中のどこに逃げるか」まで決めておくことが大切です。

また、建物がいくら頑丈な耐震構造になっていても、建物を支える土地・地盤が弱いと大きな地震には耐えられません。建物を支える土地・地盤が液状化すると、家全体が地滑りを起こし倒壊することだってあります。

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2000年以前の建物は地震の逃げ場所とはならない

2000年以前に建てられた建物は、比較的耐震構造がしっかりしていると言われていますが、木造住宅だと大きな地震に耐えられないというのが通説です。

特に1981年以前の建物は、木造かつ古い耐震基準をもとに建てられているので、震度5強の地震にはほぼ耐えられないと考えてよいでしょう。これらの建物は築35年~40年以上となるため、耐震構造というよりは木材の劣化・腐食が一番心配です。木造住宅の寿命は、一般的に30年ほどと言われています。木材が劣化・腐食していると、小規模な地震であっても油断できません。

マンション・家の外に逃げる場合

耐震構造が十分でない家やマンションの場合は、外の方が安全な場合が多いです。ここではマンションや家の外に逃げるときの注意点を紹介します。家の中が危険な時は、迷わず外にに逃げましょう。

ちなみに映画などでは地震が発生すると、地盤が大きく裂けることがありますが、現実ではそのようなことは滅多に起こらないそうです。そのため危険な場所さえ避けていれば、家の外で地震おさまるのを待っても問題ありません。

2000年以降に建てられた職場の建物内

自分の家やマンションの近くに耐震構造が整った職場がある場合は、そこに避難場所にするのがおすすめです。普段から自分の職場の耐震強度を把握しておき、地震に十分耐えられる建物であることを知っておくと、いざという時にも安心できます。

今では2000年以前の木造住宅を職場にしているところは少ないので、職場で仕事をしている時に地震が起きた場合は、そのまま待機することが多いようです。もちろん職場の建物が2000年以前に建てられたものなら、地震発生時はすぐにそこから逃げなくてはなりません。

ただし職場がマンションで高階層の場合は、逃げる時間もないですし、地震にも強いと言われているのでそのまま地震がおさまるのを待ちましょう。地震発生時は建物の出入り口が混雑するため、むやみに動かないようにします。

学校

学校は多くの生徒が安全に過ごせるように、とても頑丈にできています。そのため地震が起きた場合の避難場所として最適です。その証拠に、地震だけでなく台風や大雨などの避難場所としてもよく放送されていますね。宿泊施設としても利用できるので、長期間の避難活動にも利用できます。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは危険物を保管するため、とても頑丈に作られています。ちょっとやそっとの地震で倒壊するほど、やわな構造にはなっていません。そのため、地震が起きた場合の逃げ場所としておすすめです。もちろん爆発が起こる可能性もゼロではありませんが、近くに頑丈な建物がない場合は選択肢のひとつとして覚えておきましょう。

空き地・グラウンド・公園などのひらけた場所

空き地やグラウンドなどの開けた場所は、周囲に柱や壁がないため地震が発生しても安全です。家具や建物の下敷きになる恐れがないため、頭や首を守りつつ姿勢を低くしていれば死亡する可能性は低いでしょう。

ただし上方に地盤の弱い崖や山がある場合は、地滑りや液状化によって土砂の下敷きになることがあるので注意しましょう。海が近くにある場合は、津波によって流される危険性があるので、高台などに移動してください。

危険!?地震が起きても絶対に逃げてはいけない場所

地震が起きたらどこに逃げればよいかはわかりました。では地震の時に絶対に逃げてはいけない場所とは、どのようなところでしょうか。

古い家やマンションの吹き抜け空間

壁で支えられていない家やマンションの吹き抜け空間(広い部屋)は、ただでさえ地震が起きたら倒壊しやすい部分です。1995年に発生した阪神・淡路大震災でも、このような吹き抜け空間から建物の倒壊が始まりました。2000年以降に建てられた建物なら問題ないとは思いますが、安全を最優先にするならこのような空間には近づかないのが無難です。

地下鉄・地下街

地下鉄や地下街は、地震の倒壊には強いですが火災などの二次被害が起きやすい場所です。そのため地震が発生した際は、迅速に地上へ避難する必要があります。電車の乗車中に被災した場合は、車掌さんや乗務員の指示に従いましょう。

地下街で地震が発生した場合は、混雑や事故を避けるために、非常照明がつくまではむやみに動き回らないようにしましょう。近くの非常口が混雑している場合は、別の非常口に移動します。地下街の非常口は60mごとに設置されているので、慌てずに行動することが大切です。

スーパーやデパート

スーパーやデパートは頑丈な造りにはなってますが、商品棚や陳列台が散乱している場所です。そのため地震発生時は、商品や棚の下敷きになる可能性があります。

スーパーやデパートで被災した場合は、エレベーターホールなどの開けた場所に移動しましょう。周囲に棚や商品がないことを確認したら、頭と首を守りつつ姿勢を低くして地震が収まるのを待ちます。避難できる状態になったら、落ち着いて非常口や非常階段から外に逃げてください。

海や川の近く

海や川の近くは津波が起きやすいため、絶対に逃げてはいけない場所のひとつです。地震が起きた時は、津波警報や避難指示が出ていなくても、海岸付近には近づかず高台の方に逃げてください。津波の規模が小さい場合も同様です。津波の場合は、第一波・第二波と、連続して高波が押し寄せてきます。

橋・高架道路

橋や高架道路は耐震構造になっているため頑丈ではありますが、絶対に倒壊しないわけではありません。橋や高架道路が倒壊すると、大変危険です。上にいても下にいても、大怪我は避けられないでしょう。

国土交通省によると、日本の橋は1300以上が老朽化により建て替える必要があるそうです。車や人が通る程度では崩壊しませんが、地震の影響を受けて崩落することは珍しくありません。例えば2011年の東日本大震災では茨城県の鹿行大橋、2016年の熊本地震では九州自動車道上に跨道橋が崩落しました。

木・街灯柱・電柱・標識などの近辺

木・街灯柱・電柱・標識などの近辺は、地震の揺れで崩壊する可能性が高いため危険です。地震が起きると何かにすがりたくなる気持ちは分かりますが、地震発生時は木・街灯柱・電柱・標識などに寄りかからないようにしましょう。住宅街で被災した時は、周囲の状況を確認しながら近くにある頑丈そうな家に避難してください。

電線

地震で電柱が折れ電線の漏電すると、感電死のリスクが高まります。市街地の電線は6000V以上の電圧が通っているので、漏電してるところを移動するのは大変危険です。近くに電柱が折れている場所がある場合は、できるたけその箇所を避けつつ安全な場所を目指しましょう。

車の中で被災した場合はどうする?

車の運転中に地震が起きた場合は、ハザードランプをつけてから車体を完全に停止させてください。地面が揺れてるのに運転し続けると、車体を制御できなくなり大きな事故につながります。車を停めた場所で安全が確保できる場合は、車の中で地震がおさまるのを待ちましょう。ただし車内は、周りに電柱などがあると車ごと下敷きになる可能性があります。そのため住宅街で被災した場合は、車の横か近くにある安全な場所に移動しましょう。特に車の横は、モノが落ちてきても隙間ができるため、助かる可能性が高いです。車内にいて、電柱などの硬いものが車の上に落ちると、ほぼ確実に死亡します。

外に出る前は、ラジオやスマホなどで地震情報や交通情報を見てから、安全な避難ルートを確保しましょう。同じように避難する人がいる場合は、その人たちと協力することをおすすめします。外に出る際は、貴重品をもち車の鍵をさしたままにしておくことが大切です。車の鍵をさしたままにしておけば、交通規制が容易になり、緊急車両が通行しやすくなります。

地震が起きたらもっておきたい防災グッズ

たとえ安全な場所に逃げれたとしても、地震が発生した場合、絶対に安全な場所というのは存在しません。地震の倒壊に耐えられたとしても、火災や津波などの二次災害にあう可能性だってあります。

そのため、普段からある程度の防災グッズを所持しておきましょう。防災グッズが手元にあれば、その場で避難活動を続けられますし、周囲の人に助けを呼ぶこともできます。防災グッズがあるかないかで生存率も変わるので、災害の多い地域の方はぜひ持っておきましょう。

まとめ:地震が起きたらどこに逃げる!?安全なマンション・家の基準は?

地震が来たらどこに逃げるかは、地震発生時の状況によって変わります。古い木造建築なら外に逃げた方がよいですし、2000年以降に建てられた頑丈な建物なら家の中にいた方が安全です。ただしいくら頑丈でも、建物を支える土地や地盤が貧弱だと、外に逃げたほうがよい場合もあります。

地震はいつ起きるかわからないため、普段から自分の家の耐震構造・避難ルート・近くの避難場所などを把握しておきましょう。防災グッズを用意しておけば、いざという時に安心です。

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