カラスはなぜ黒い?昔は白かったそうだがそこには明確な理由があった

カラス なぜ黒い暮らし生活

我々の生活と密接するゴミ漁りのカラス、なぜあんなに黒いんでしょうか。実はカラスは、ある理由によって黒くなっていたんです。この記事では、カラスがもつ漆黒の闇について解説します。

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カラスの黒はチロシナーゼとメラニン!

カラス なぜ黒い

みなさんは普段よく見るカラスがなぜ黒いかを知っていますか?
結論を先に言ってしまうとそれはカラスがチロシナーゼとメラニンを体内に持っているからです。
ではなぜカラスがチロシナーゼとメラニンを持っているからといって黒いのか、それを知るためにはチロシナーゼとメラニンの説明をしなければいけません。

チロシナーゼとは?

チロシナーゼとは、酸化酵素の一種であり、毛髪や眼や皮膚などの生合成の前躯体の物質を合成する反応にかかわる成分です。また、メラニンの生成欠かすことができない酵素でもあります。

メラニンとは?

メラニンとは、皮膚等の色を決める重要な因子のことです。紫外線による皮膚への影響を防御する機能がありますが、量が多いと皮膚色が黒くなります。皮膚に紫外線が照射されると基底層中のメラノサイト(色素細胞)が活性化されメラニンを生成し、それが表皮細胞に受け渡されるためです。

チロシナーゼとメラニンは、お互いに密接な関係があり、この二つの成分の反応によってカラスの体色が黒くなります。たまにチロシナーゼを持たない個体がいるそうですが、そういう場合は、体の一部もしくは全体が白いカラスになるそうです。白いカラスなんていかにも縁起よさそうですよね。カラスが古来より、神聖な生き物として扱われていたのは分かる気がします。

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ここまではカラスの「黒色の理由」を説明しましたが、続いてカラスが「黒色でいる理由」を説明させて頂きます。

カラスの黒は環境次第!

動物にはたくさんの種類がおり、一般的にキツネは茶色、鳩は白や灰色、カラスは黒色などそれぞれの体色をもっています。
ではなぜ生き物がそれぞれの体色を持っているかというと、それは環境からの影響を強く受け、またその影響に適応しているからです。
森に生息する体色が茶色の動物が良いたとえだと思いますが、生き物は基本的にその生活環境で目立たない方が安全に生きられます。体色が環境に適応していれば、獲物がとりやすく、天敵から発見されずらくなるためです。

ただ現代は、多くのカラスが人間が作った雑多な街中で生活しているため、黒い体色を持つ個体が多いです。多くの色が入り乱れる街中では、黒色が一番の適応色となるんですね。
有名な偉人でもあるダーウィンも、黒い個体の方が敵に見つかりにくく、黒色は進化の一つと意見を述べたという情報もあります。
火のない場所に煙はたたないと言いますから、この情報もあながち嘘ではないかもせれません。

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まとめ:カラスが黒いのは環境に適応したから

カラスが黒いのは、環境に適応したためです。科学的にはチロシナーゼとメラニンによる作用だと言われています。

おそらく、外敵に狙われやすい夜の闇にまぎれようとしたのではないでしょうか。カラスは知能が高いので、計画的に体色を変化させたのかもしれません。

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今回の内容は特質に役にたつものではありませんでしたが、雑談のネタとしてでも使っていただければと思います。もしかしたら物知りとして好感度を稼げるかもせれませんね。

ありがとうございました!

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